インターンシップ09 飲食店(和食)

 (2013.1.31/19:19公開)

 

 名張桔梗丘高校出身のオーナーが腕をふるう飲食店に、男子生徒1名がお世話になりました。

 

 オーナー店長様は、この業界の徒弟制度のような雰囲気の中で仕事を覚えてから起業した、バイタリティーあふれる方でした。
 示唆に富んだ内容のお話をしてくれましたので、その一部を紹介します。

 

①学生時代は部活動をするべき。自分は中学・高校で野球をしたが、特に中学生のときに厳しく指導された経験があるので、その後の人生で多少辛いことがあっても、「あの時のことを思えば何でもない。」という気持ちで乗り切ることができた。
②将来飲食店で働きたいならば、学生時代に飲食店でアルバイトをして、この業界の底辺(現場)を知っておくことが、この先の役に立つ。
※名張高校ではアルバイトは許可制です。条件等については、担任の先生や生徒支援部に尋ねてください。在校生の皆さんは、目先の収入だけでなく、将来に資する活動として、学業や部活動に支障が無いことを踏まえて、チャレンジしてみてはどうですか。
③高卒であろうが調理系専門学校卒であろうが、飲食店に就職したら、(その分野の知識があろうと無かろうと)まっさらな状態で修業する覚悟が必要だ。

 

 研修生のNくんは、厨房での雑用と、フロアでの接客をしていました。
 生活デザイン系列・食物調理コースで、特に調理実習には意欲的に取り組んでいる成果が発揮されていたようでした。
 オーナー様からも、インターンシップ生としての前向きな評価を頂きました。

 

●Nくんのコメント。
「朝が早く、現場は忙しくて大変ですが、楽しいです。今回は盛り付けや接客をしていますが、色々とさせてもらっているうちに、もっと上のレベルの仕事(調理)もしてみたくなりました。」

 

 同行した本校職員は、彼の現場での様子と、教室での雰囲気との違いに、目を細めていました。

 

 蔵楽のオーナー様、従業員の皆さま、3日間お世話になりました。Nくんの前向きな表情を見られたことで、この度の研修の充実ぶりが伝わってきました。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

[写真は、名張市桔梗ヶ丘の飲食店「蔵楽(くら)」]
(2013.1.31/13:45撮影)

 

 

 

 

 

 

 
[写真は、蔵楽の厨房にて、研修中のNくん]
(2013.1.31/13:53撮影)

 

 

 

 

 

 

[写真は、蔵楽の店内にて、Nくん&本校進路指導部のS教諭&M教諭]
(2013.1.31/14:35撮影) 

 

 




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