インターンシップ01 自衛隊

 (2013.1.29/16:39公開)

 

 本日から3日間、本校では2年生全員がインターンシップを行います。
 本日から3日間は、1年次は平常授業、3年次は卒業考査と、学年ごとに異なる教育課程です。
 インターンシップは、本校では初めての取り組みです。

 

 自衛隊のインターンシップをレポートします。
 男子生徒1名が、お世話になっています。

 

 伊賀地域(名張市・伊賀市)には、自衛隊の基地は無いので、津市の陸上自衛隊・久居駐屯地をベースに、研修を組んで頂いています。
 1日目の本日は、久居駐屯地から伊勢市の陸上自衛隊・明野駐屯地(明野飛行場)に移動して、伊勢市の中学生6名と一緒に研修しています。

 

 1922年に建設されたという明野航空記念館にて、自衛隊および明野駐屯地の概要について説明を受けた後、施設内を見学しました。
 記念館内には旧軍時代の展示物も、数多く展示されていました。
 現施設の敷地面接は、旧軍時代の施設の10分の1程度の規模ということでした。
 現在の施設は、伊勢湾から5㎞の距離に立地しています。滑走路は500mです。
 また陸上自衛隊・航空学校(本校)を併設しています。

 

 

 

 

 

 

 
[写真は、伊勢市小俣町の陸上自衛隊・明野駐屯地の正門]
(2013.1.29/12:18撮影)

 

 見学後、施設内の食堂で自衛隊員の方々と一緒に昼食を摂りました。
 午後からいよいよ「基本教練」「体育」があります。

 

 

 

 

 

 

 

[写真は、伊勢市の陸上自衛隊・明野駐屯地の明野航空記念館にて、自衛隊の概要等についてレクチャーを受ける中学生と高校生]
(2013.1.29/10:10撮影)

 

 

 

 

 

 

[写真は、陸上自衛隊・明野駐屯地にて、今年から訓練用に導入された小型ヘリコプター]
(2013.1.29/11:09撮影) 

 

 

 

 

 

 

[写真は、陸上自衛隊・明野駐屯地にて、格納庫から滑走路に進む中学生と高校生]
(2013.1.29/11:15撮影)

 

 

 

 

 

 

 
[写真は、陸上自衛隊・明野駐屯地にて、輸送用の大型ヘリコプター(定員58人)]
(2013.1.29/11:31撮影)
 ※7トンの水を輸送・放水できる大型機。同型機は、山火事の消火等で活躍した実績があるという。

 

●研修に参加しているNくんの話。本日昼食前のコメントです。
「このインターンシップは、身体を動かす訓練をイメージしていたので、こんなにいろいろ見せてもらって、楽しいです。すごいなぁと思うものばかりです。もともと乗り物は好きなので、とても楽しいです。」

 

●自衛隊三重地方協力本部・伊賀地域事務所の広報官様のお話。
Qこの度の本校生のインターンシップについて、どのようにお考えですか。
→名張・伊賀には自衛隊施設が無く、他の地域に比べて自衛隊の活動を知ってもらう機会があまり無いので、今回のインターンシップはPRの良い機会だと思っています。
Q自衛隊の概要を説明された際に、旧軍時代のような「家族や友人、国家を守るために」という動機づけを一切せず、装備の見栄えや災害救助で役に立っている実績等を強調しているように感じましたが、そのような意図で広報されているのでしょうか。
→今の時代は、それ(「・・国家を守るために」)では人は集まりません。自衛隊は装備を進化させたとしても、最後はどうしても「人」が必要な仕事なので、より人が集まるようなPRをしたいと思っています。

 

 明日は航空自衛隊・小牧基地、明後日は陸上自衛隊・久居駐屯地での研修です。
 この度の研修を引き受けてくださった自衛隊の関係者の皆さま、ありがとうございました。

 

★参考バックナンバー
 「考査終了 インターンシップ先へ挨拶」(2012.12.11付ブログ)




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