三重県の総合学科8校 職員研修
(2012.12.26/18:33公開)
本日、毎年この時期に実施される下記の研修に、本校職員10名が出張してきました。
研修名 : 平成24年度 三重県高等学校総合学科職員研修会
会場校 : 三重県立みえ夢学園高等学校
内容等 : 午前、全体会→分散会(6つ)→全体会
午後、生徒プレゼンテーション
参加校 : いなべ総合学園高校(いなべ市)
名張高校(名張市)
あけぼの学園高校(伊賀市)
飯南高校(松阪市)
鳥羽高校(鳥羽市)
昴学園高校(多気郡大台町)
木本高校(熊野市)※普通科併設。全国初の総合学科設置7校の一つ(1994年)。
みえ夢学園高校(津市)
それぞれの高校の実情を知ることができて、有意義でした。
午前中の全体会では、総合学科の教育課程を履修し終えた卒業生のアンケート結果から、各校の反省や課題が発表されました。
その内容を受けて、分散会で活発な議論が交わされました。
個人的に、執筆者はこの分散会で議論できたことが、最も有意義でした。
総合学科に懸ける、各校の先生方の「熱」を感じることができたからです。
[写真は、津市のみえ夢学園高校にて、分散会の報告をする本校の松井愼治校長]
(2012.12.26/12:12撮影)
午後の生徒プレゼンテーションの内容は、以下の通りです(発表順)。
いなべ総合学園高校 「摂食障害について」
名張高校 「名張高校・学校家庭クラブ活動報告」
あけぼの学園高校 「犯罪心理学について」
飯南高校 「社会科学入門-ゲーム理論-」
鳥羽高校 「鳥羽高校『光タイム』での取り組み」
昴学園高校 「『人権と平和』の授業で気づいたこと」
木本高校 「創作ダンスでの授業での取り組み」
みえ夢学園高校 「新商品への挑戦」
自らの体験をもとにした発表、聴衆に「聴いてもらう」ことを意識した発表は、魅力的でした。
会場校のみえ夢学園高校の発表は、事前に入念な準備をしていたことがよく伝わってくるプレゼンテーションでした。発表内容だけでなく、発表のテンポが素晴らしかったです。
発表者3人のチームワークを感じました。
本校は、生活デザイン系列・食物コースの堂山美由紀さん(霊峰中学校出身)が発表しました。
先週、名張市内の「やなせ宿」で、ランチレストラン実習(屋号「名張トラッド」)で店長を務めた、食物コースのリーダーです。
少し緊張している様子でしたが、パワーポイントを駆使しながら、キチッとした発表をしてくれました。
内容は、三重県内の8校の総合学科設置校の中で、「学校家庭クラブ」に参加している学校が名張高校だけであることを踏まえて、どのような活動をしているのかを紹介し、他の総合学科設置校に「一緒に、家庭クラブに入って活動しませんか?」と呼びかけるものでした。
もちろん、先週の「名張トラッド」も紹介されていました。
[写真は、津市のみえ夢学園高校にて、名張高校・堂山美由紀さんの発表]
(2012.12.26/13:48撮影)
8校のプレゼンテーション後、発表生徒は別室で交流会が持たれました。
堂山さんは 「他の学校の総合学科の人と交流できて、楽しかったです。」と話していました。
交流会後の記念写真撮影では、堂々と中央に写っていました。
今回の研修を受けて、総合学科設置校に勤務する我々職員の模索は、さらに続いていきます。
会場を提供してくださった、みえ夢学園高校の皆さま、各種準備をありがとうございました。