きょう後期開始式

 名張高校では、本日から後期がスタートしました。  
 本日1限、体育館にて「後期開始式」が行われました。
 前期・後期の「2期制」を採っているので、本日はその節目の日です。

 

 式典は、次の順で進行しました。
 校歌斉唱、学校長挨拶、生徒支援部・進路指導部・教育運営部講話、後期生徒会認証式、着任式。
 このうち、松井愼治校長の在校生に向けた挨拶(抜粋)を、下記に転載します。

 

 

 皆さん、おはようございます。
 本日が名張高校の後期の開始日となります。
 平成24年度前期の私の感想をお話ししたいと思います。

  先ずは、挨拶ができる人が増えたという印象です。
 挨拶をするのが恥ずかしいのではなく、挨拶をしない方が恥ずかしいのです。
 挨拶とともに素晴らしいのが、クラブ等皆さんの活躍です。
 「さすが名張高校生 頑張るな!」ということが沢山ありました。

  そして、今も引き続き、就職や進学に向けて頑張っている3年生が沢山います。
 相手の気持ちを察し、相手を思いやる心を持って、引き続きマナーを守って学校生活を送って下さい。

  名張高校生としての意識を持ち、誇りを持ち、自信を持っていつも申し上げている、あいさつをしよう、服装・制服を正そう、時間を守ろう、この3つのことを日々行動に移して下さい。  

 三重県内では、高校生が被害者になる自転車による大きな事故も起きています。
 これからは日が暮れるのが早くなります。交通事故にはくれぐれも注意して下さい。

  後期は沢山の行事が待っています。
 11月の1日、2日には学校祭が行われます。
 やる時には、汗をかいてきっちりと頑張る。笑う時にはしっかりと笑う。
  皆さんの100%以上の力を出して下さい。
 また、生徒会への協力もお願いします。

 それでは後期のスタートです。頑張っていきましょう!

 

 

 学校長挨拶の後、進路指導部の主任から、3年生の現時点での進路決定状況の報告がありました。
 9月16日からスタートした就職活動は、現時点では(昨年度に比べて)苦戦しています。
 企業側が、多くの受験生の中から選抜しようとする傾向が進んでいるとのことでした。この傾向は、昨年度以上に進行しているようです。
 つまり校内選考で通っただけでは、(事実上の)内定は確約されないということです。
 他校生との競争に、勝たなくてはなりません。

 

 また進路主任は、「『高校時代に頑張ったことは何ですか?』の質問に、しっかり答えられない3年生が多い。」とも指摘していました。
 せめて3年間、クラブ活動を毎日頑張ったことを、胸を張って言えるようにしてほしいと言っていました。1・2年生には、今からでも部活動をしっかり頑張るようにとのメッセージです。
 加えて、漢字の書き取りや簡単な計算問題でつまづいて不採用になった事例も報告していました。

 

 本日は、学校にとって節目の日です。
 在校生には、自分自身の「身の振り方をかえりみる機会」にしてもらいたいと思います。
 在校生の皆さん、あなたたち自身の成長のために、名張高校の授業や部活動、学校行事をもっと活用してください。

 

 

 

 

 

 

 

 [写真は、本校・体育館にて、後期生徒会役員の認証式]
 (2012.10.01.9:29撮影)




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