第9回 古典・日本史ツアー 京都

 名張高校のブログ

 [写真は、京都市の三条大橋上から鴨川(北方)を望む] 
 *直近の橋は、御池大橋。西岸には納涼床が出ている。
 (2012.8.4撮影)

 

 (日本史の授業担当者が執筆)
 昨日、表題の企画を行いました。
 この企画は、名張高校で2008年度以来毎年、夏と冬に催行していて、今回で9回目でした。日本史と古典の授業担当者が、企画立案して実施しています。
 目的は、以下の2点です。

 

 ①教科書等で学んでいる史跡を実見して、より理解を深める。
  ←畿内に隣接している伊賀地区ならではの「強み」
 ②教材写真を撮影する。生徒・教員諸氏に、モデルになってもらう。

 

 県内の国語科教員による年次冊子『はまゆう・第61号』(2012年6月)、社会科教員による年次冊子『三重社会・第57号』(2012年7月)に、これまでの企画が報告されています。

 

 今回の有志参加者は、生徒6名、教員5名の計11名でした。
 生徒には事前に、保護者の承諾書を提出してもらっています。

 

 今回のテーマは、来年のNHK大河ドラマの主人公になることが決まっている「新島八重」に関わりのある史跡を訪ねる旅でした。しかし、直接関わりのない史跡も訪ねました。
 ちなみに前回(2012年1月)ツアーのテーマは、「平清盛」でした。やはりNHK大河ドラマをイメージしました。京都市東山区の法住寺では、今様を謡ってくださる女性がいました。
 さて今回の行程は、以下の通りでした。

 

 1.恭仁宮跡、山城国分寺跡[京都府木津川市]
 2.山脇東洋観臓地[京都市中京区]
 3.同志社大学・今出川キャンパス[京都市上京区] *学生食堂で昼食。
 4.上御霊神社「応仁の乱勃発地」[京都市上京区]
 5.新島襄旧邸[京都市上京区] *8月は見学期間外。外観で写真撮影のみ。
 6.三条大橋界隈[京都市中京区&東山区]
     三条大橋、鴨川
     高山彦九郎像
     弥次・喜多像
     瑞泉寺
     池田屋事件跡
     大村益次郎遭難地、佐久間象山遭難地
     高瀬川一之船入跡
 7.哲学の道、熊野若王子神社[京都市左京区]
 8.新島襄&新島八重墓所[京都市左京区]
 9.近江国分寺跡[滋賀県大津市]

 

 終日晴天で、とても暑い一日でした。
 新島夫妻の墓所への行程は、まさに「山登り」でした。
 汗だくになりながらの行程でしたが、山道に入ると木立で日差しが遮られたので、直射日光からは逃れられました。

 

 ドラマの収録に備えた準備が、垣間見えました。
 同志社大学では、「八重さん」グッズの販売が始まっていました。マスコットキャラクターとしての八重さんは、とてもかわいらしかったです。
 新島襄旧邸も、邸宅前のアプローチの補修工事が行われていました。
 新島八重の墓石の周りも、何らかの工事の途中でした。囲いを整備しているようでした。
 本題とは直接関係ありませんが、2012年春の本校卒業生の中で2名が、同志社大学に入学させて頂きました。現役合格です。

 

 教材化は、これからです。
 その意味では、今回のツアーは完全には終わっていません。
 授業や学校祭で、必ず教材にします。

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 [写真は、京都市上京区の同志社大学・今出川キャンパス、有終館にて]
 (2012.8.4撮影)




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