ソフトボール部 2012.6
(顧問執筆)
前月の県総体をもって3年生部員は引退し、1・2年生による新チームがスタートしています。
昨年と同じく、少人数での活動です。
単独チームは組めない境遇です。
目下、「自分たちと合同チームを組みたい、と感じてもらえるようなチームをつくる。」ことを目標に、活動しています。
今は「力をつける」ための基礎練習に、取り組んでいます。
6月は、前月までとは打って変わって、対外的な活動を一切しませんでした(近隣の中学校との合同練習が計画されていましたが、雨天中止でした)。
しかし毎週末、休日も練習を続けています。
「このクラブの活動が本物かどうかは、このような基礎練習を放課後も休みの日もしっかり取り組んでいるかどうかにかかっているぞ。」と言い続けています。
基礎的な練習をしっかりやり通すことで、チームの外だけでなく、仲間内どうしの信頼を高めあってほしいと念願しています。
しっかり取り組めているかどうかは、現時点ではわからない部分があります。
「よくがんばっている。」と思う時と、「テンポが悪い。」「まだやれる。」と思う時が混在しています。
練習中に、故意に消極的なプレーをする選手はいませんが、常に全力で取り組んでいるかどうかは、まだ課題があります。
全力で取り組む環境をつくる意識を、さらに高めていく必要があります。
また顧問が立ち会っている時の練習と、そうでない時の練習にさまざまな意味での「温度差」が無いかどうかも、重大な問題です。
今現在は前期期末考査(7.4~7.10)の直前で、テスト1週間前からは練習を休みにしていますが、毎日放課後の1時間は、空き教室で部員全員が集まって勉強会をしています。
学力向上と共に、「信頼感の醸成」をめざしています。
練習再開は、考査最終日の7月10日(火)からです。
環境美化(通学路清掃)に参加してから、練習します。
また引退した3年生部員は、進路決定に向けた重要な時期にさしかかっていますが、学校生活も含めて1・2年生部員のお手本であってほしいと思います。
卒業するまで、ソフトボール部員であることは変わりません。
[写真は、名張市内の勝手神社にて、新チーム結成初日に各自の目標を叫ぶソフトボール部員]
(2012.5.21撮影)