柔道部の壮行会

 本日、球技大会の開会式の前に、女子柔道部の壮行会がありました。

 

 名張高校では、県大会を勝ち上がって県外大会(全国大会・東海大会)に出場するクラブに対して、壮行会を実施しています。今回の対象は、以下の通りです。

 

●平成23年度 第34回全国高等学校柔道選手権大会出場

 (2012.3.19個人)(2012.3.20団体)於:日本武道館


 壮行会の中で、顧問の先生は「中学校時代に実績のある選手が集まっているのだから、勝ってあたり前」「全国で勝ち上がっていかないと‥」という趣旨のコメントをしていました。
 

 部活動における「今の自分の立ち位置」によって、さまざまに受け留められる貴重な機会でした。


 このことについて、部活動に入っていない生徒、公式戦に出場するだけの部員数が確保できていないクラブ、人数はそろっているが公式戦で1・2回戦を突破できるかどうかで苦闘しているクラブの生徒・顧問は、どのような心持ちで聴いていたでしょうか。

 

 執筆者は、単なる儀礼・儀式で終わりたくないと感じました。

 

 女子柔道部は、校内壮行会の常連です。
 校内では、他に類を見ない圧倒的な成果を残しています。
 このクラブで活動することをめざして、遠方から名張高校を受験する中学生が毎年散見します。


 部活動は、決して公式戦の結果が全てではなく、競技を頑張るためのプロセス(挨拶・生活・対人関係・学業との両立)が大切なのですが、それでも公式戦で結果を残すためにどれだけ努力を重ねているか、多くの名張高校生&職員は、同じ学校に在りながら詳らかには知りません。


 女子柔道部は、先月の校内マラソン大会(2012.2.3)で6人全員が入賞(20位以内)しました。 

 校内では、他のどのクラブよりも、自分たちを体力的に追い込んでいることは確かです。


 校内に在る者の一人として、「結果」を期待することは戒めたい気持ちです。


 柔道部の皆さんが、達成感を得て、名張に帰ってきてもらえることを願っています。


[写真は、本校体育館にて、女子柔道部の壮行会]
2012.3.15撮影)

名張高校のブログ-柔道部壮行会




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