平成27年度8月31日全校集会 学校長講話

 　長かった夏休みも終わり、いよいよ今日から学校が再開しました。まず、ここにいるみなさんが大きな事故等もなく無事に今日を迎えられたことを大変嬉しく思います。また、夏休み中は皆さんが大変頑張っている様子をいろいろ目にしました。部活動で活躍した人、進学や資格取得の補習・学習合宿で頑張った人、進路決定等のため毎日登校した３年生等々です。いよいよ始まる明日からの授業、生活のリズムを心身共に学校生活の授業モードに切り替えて、さらに充実したものになることを期待しています。

　特に３年生の皆さん、本校に通うのは実質あと６か月です。自分の進路が決定される高校生活の集大成ともいえる大事な時期でもあります。夢を実現させるために、悔いが残らないよう、よりいっそう前向きな日々を過ごしてください。就職を希望する人、来年度から給料をもらう立場となります。それは責任が大きくなり、その会社の顔になるということです。また、進学を希望する人、何を学ぶのか、何のために学ぶのか、最終的にどのような職業を目指すのかをしっかり意識して頑張ってほしいと思います。

　２年生の皆さんは、学校生活で最大の行事である「修学旅行」「インターンシップ」が控えています。この時期が３年生になるための最も大切な時期ととらえ前向きに高校生活を送ってください。

　１年生の皆さん、もうすでに高校生活は６ヶ月目に入ろうとしています。光陰矢のごとしといいます。２年生になって悔いの残らないように、今しかできないことにじっくり取り組んでください。さて、７月末の全校集会で「挨拶をする」「服装を正す」「時間を守る」ことと、「毎日の授業をしっかり受ける」ということをお話ししました。年度末の成績はこの４ヶ月の授業への取組に集約されると言っても過言ではありません。毎日の授業を大切にして、努力を重ねてください。

　秋は「実りの秋」といいます。勉強に学校行事にそして部活動に、君達一人ひとりにとって実り多い秋になることを期待しています。最後に一つ皆さんにお知らせがあります。１０/３１(土)　１１/１(日)に全国産業教育フェア三重大会が伊勢のサンアリーナを中心に開催されます。これは、全国で農業や工業、商業、家庭などの専門学科、あるいは総合学科等で学ぶ生徒たちが集まって日頃の学習の成果等を発表するものです。その中で名張高校は発表部門という大きな役割を担っています。皆さんの中には運営等に参加してもらう人もいます。全校の皆さん、伊勢は名張から少し遠いですが、この機会にぜひ見に行ってください。

それでは、みなさんにとって、「未来へ羽ばたく飛躍の秋」になることを祈念し、講話といたします。