〔 生 物T〕レポート No.8
 【訂正】
3.の語群に追加
    J ぼうこう
5.の〔B 群〕     誤                正 
          b:代謝を促進           b:成長を促進
 
2.肝臓の働きについて    教科書P.135、学習書P.102,103
  肝臓は、成人では1kg以上もある人体で最大の臓器である。また、500種類以上 の化学反応が行われている  生体内の大化学工場である。
〈肝臓のはたらき〉
 @炭水化物・脂肪・タンパク質の代謝と調節
 A胆汁の生成;胆のうに蓄えられて十二指腸に分泌され、脂肪の乳化にはたらく
 B体温の発生;筋肉の次に熱の発生量が多い
 C解毒作用;食物や細菌に含まれる有害物質を酸化・還元・分解などにより無毒化する
 Dビタミンの貯蔵;小腸で吸収されたビタミンのうち、ビタミンAとDを貯蔵する
 E血液の貯蔵;心臓からでた血液の1/5が肝臓に流入し、流出量を調節している
 F尿素の合成;タンパク質やアミノ酸の分解で生じたアンモニアを毒性の少ない尿素に変える。

尿素は肝臓でつくられ、腎臓で尿中に捨てらる
 
3.腎臓の働きについて    教科書P.138、学習書P.104
  腎臓は、体液の老廃物をこし取る働きをする排出器官で、@血液のろ過装置とA体内 の水分調節や浸透圧調   節の役割をはたしている。
  また、腎臓は‘にぎりこぶし’程度の大きさ(体の1/200)で、腹腔の背側に左 右1個ずつある。この中を、心臓  から送り出される血液の1/3〜1/4の大量の血液 が流れている。
 〈尿の形成〉
 (1)ろ過・・・糸球体では、毛細血管に高い圧力がかかって血液中の血しょうや低分子成分(グルコース・無機塩類・       尿素・水など)はほとんどすべてボーマンのうにこし出され、原尿とよばれる。
 (2)再吸収・・・原尿が細尿管を通る間に、いったんこし出された成分のうち、有用なグルコース・水・無機塩類は、細       尿管を取り巻く毛細血管に再吸収される。
       残りの原尿は、集合管に送られ、更に水分が吸収され尿となり、腎うからぼうこうに一旦溜められ、体外       に捨てられ る。