第9回


「1」 西アジアの変動について、教科書p174〜参照。

南アジアについて、教科書p176〜参照。

第二次英仏百年戦争ともいわれるイギリスとフランスの17世紀末からの植民地争奪の戦争は、北アメリカでは、フレンチ・インディアン戦争、インドではプラッシーの戦いでイギリスの優位が決定的となります。(同時期ヨーロッパでもイギリスとフランスは七年戦争で戦っています) 


東南アジアの変動について、教科書p177〜参照。


東アジアの変動について、教科書p178〜参照。


日本と東アジア諸国について、教科書p181〜参照。

日清戦争での中国の敗北が、事実上、列強による中国分割へのgoサインとなった。

日清戦争(1894)、日露戦争(1904)、第一次世界大戦(1914)と十年おきに大きな戦争が続いていきます。

「2」
下線部A

列強の帝国主義について、教科書p184〜参照。

イギリスのアフリカに対する縦断政策は、p840左下のアフリカの南北をまたぐセシル・ローズの絵が象徴的にあらわしています。

ドイツの「3B政策」は、3つのBで始まる都市を結び付けて西アジアへ進出してゆく帝国主義政策ですが、ベルリンとバグダードの間にくるのは、古代のギリシアの植民市時代の名前にちなんだ「ビザンティウム」です。3Bの一つとして答える場合はこの名前で答えてください。
(この都市は、ローマ帝国の時代にはコンスタンティヌス帝によりコンスタンティノープルと改称され、オスマン帝国の占領以後はイスタンブルとなっています。)

「3」

中国の分割と清末の改革について、教科書p188〜参照。

日本の明治維新を模範として改革を進めた「変法運動」とそれに反対して挫折させた西太后らについては、浅田次郎氏の小説『蒼穹の昴』を読むとよくわかります。興味のある人はぜひ読んでみてください。

レポートにはあまりでていませんが、列強が中国の重要な都市、港などを租借(条約でその地を借りる・・・例えばイギリスが租借した九竜半島の期限は99年ですから、事実上割譲したことと同じですね)したり,各国の勢力範囲を決めたりしました。教科書p189の地図資料をよく見ておいてください。

 「4」
論述問題
当たり前のように日本の領土の一部である沖縄は歴史を見ればそうでない時期が、江戸時代までありました。しかし、その後日本に統合されていったわけです。第二次世界大戦では、日本で唯一の地上戦も行われ、甚大な被害が出ています。現在でも、米軍基地が多く存在し、いろんな意味で負担が大きい地域です。911アメリカの同時多発テロの際に、日本でも沖縄が狙われるのではということで、多くの学校が修学旅行先から変更したりするなど旅行者が激減したりしました。
このような沖縄を知って、感想を書いてくれるといいですね。

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