授業公開

午後のPTA総会は書面決議となりましたが、授業公開は実施することができました。
写真が小さくて見づらいですが、授業の様子を少しだけご紹介します。
                

令和4年度始業式・入学式

新型コロナウイルス感染症防止対策を継続しつつ、マスク等を適切につけていることで、2学年は同時に体育館に入れるようになってきました。
昨年度末の修了式と同じく、始業式も体育館で行いました。
新しい校長先生を迎え、心機一転今年度がスタートしました。

午後は入学式を行いました。
校歌を歌えないことが寂しいですが、だんだんと日常を取り戻しつつあります。
 

令和3年度修了式・離任式

令和3年度も最後の日を迎えました。新型コロナウイルス感染症拡大防止の対策をしながら、久しぶりに体育館で式典を行うことができました。当たり前のことができなくなって久しいですが、このような式典ですら初めての1,2年生の生徒には、改めて大きな我慢を強いられていることを痛感しました。
なお、離任式では6名の先生方から挨拶をいただきました。今までお世話になりありがとうございました。新天地でのご活躍をお祈りいたします。
  

「チーム御衣黄」メンバーが伊勢市長を表敬訪問しました

今年度の三重県高等学校科学オリンピック大会で優勝し、3月19日(土)の全国大会「科学の甲子園」への出場を果たしたメンバー「チーム御衣黄」が、3月22日(火)に伊勢市の鈴木市長を表敬訪問しました。
市長との懇談では、三重県高等学校科学オリンピック大会の内容や、今年度はオンライン開催となった「科学の甲子園」について、それぞれのメンバーが自らの体験を語り、最後は持参した応援フラッグに市長からもメッセージを書いていただきました。今年度の「科学の甲子園」の結果は、4月の表彰式で発表される予定です。
 

桜だより(1)

三寒四温で気温の変動を繰り返しながら、春の足音が近づいてきました。桜だよりです。

校門のソメイヨシノは、蕾が膨らみだして、間もなく一気に咲きだしそうです。第67期生の入学式までは持たないかもしれません。

でも、例年のごとく、御衣黄桜は入学式に合わせて華を添えられるように、蕾のほころびを耐えている様子です。

 

桜の足元では、ムスカリが顔を出しています。春はすぐそこ。

 

第46回伊勢高等学校音楽発表会

シンフォニアテクノロジー響ホール伊勢において、音楽発表会を開催しました。
たくさんの方にご支援ご協力いただき、また、たくさんの方にご来場もいただき、素晴らしい発表会になりました。
合唱部、ダンス部、吹奏楽部の発表、書道部、美術部の展示、日頃の成果をお見せすることができ、生徒教員一同、大変嬉しく思っています。本当にありがとうございました。

     

合格者体験談

本校では、3学期末に「合格者体験談」を開催し、この春、大学に合格した卒業生に、受験に対する心構えや勉強方法など、体験談を語ってもらっています。今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、1,2年生は教室でのオンライン視聴としました。卒業生の熱の入った話に在校生も真剣に聞き入っていました。

   

課題研究成果発表会

SS探究のメインプログラムである課題研究は、1年生の3学期にグループ分けとテーマ設定をすることから始まり、2年生のほぼ1年をかけて研究と成果のとりまとめを行います。今年度も新型コロナウイルス感染症にかかる緊急事態宣言で休校になったり、いくつかの教室に分散して中間発表会をせざるを得なくなったりするなど不自由な状況の中、2年生はそれぞれの研究を頑張りました。
そうして、課題研究のまとめとして、3月18日にポスター発表による成果発表会(最終発表会)を行いました。今年度の成果発表会は、3年ぶりに体育館で2学年合同の発表会を開催することができました。1年生も発表会に参加し、2年生の発表を聞くことで、今後の課題研究に対して具体的なイメージをもつことができました。発表会には、本校SSH事業の運営指導委員の先生にも来校いただき講評をいただきました。
今後は、研究成果を論文にする活動に入り、課題研究もいよいよ仕上げとなります。よい論文が残せるよう、最後までしっかり頑張ってください。
     

球技大会

球技大会を開催しました。以前と同じ形式ではなく、体育館には観客の生徒を入れず、試合の様子を教室にライブ配信するなど、感染症対策を考慮した大会としました。それでも様々な行事が縮小や中止になる中、ソフトボール、ドッヂボール、バスケットボールを楽しむことができたと思います。

第64回卒業証書授与式

卒業生、保護者の皆様、ご卒業おめでとうございます。
今年度の卒業証書授与式も、新型コロナウィルス感染症対策のため、やむなく規模を縮小して挙行しました。
卒業生答辞のなかで、「普通の学校生活が送れたのは1年間だけだった」と述べられていました。いわゆる普通の卒業式で見送ってあげられなかったことに、大変胸の詰まる思いをしています。しかし、この不遇ともいわざるを得ない2年間、変化に対応しよく頑張ったと感じています。そんな高校生活だからこそ得られた力と仲間は何より貴重な財産です。教職員一同、みなさんの前途を祝しています。卒業おめでとう。

令和3年度卒業証書授与式式辞

 

国際科学オリンピック強化講座(生物)を開催しました

2月19日(土)に、国際科学オリンピック強化講座(生物)を開催しました。テーマは「アルデヒドデヒドロゲナーゼ2の遺伝子型の推定」で、DNAの抽出、PCR法によるDNAの増幅、電気泳動法による分離の基本的な手法を実際に体験するものでした。PCR法については、新型コロナウイルスのPCR検査はニュース等で聞いて知っているものの、その意味(「ポリメラーゼ連鎖反応」というDNAを複製して増幅する方法一般を指すこと)を知らない生徒が多く、今回実際に体験することで詳しい理解につなげることができる貴重な体験となりました。今年度は当初県内他校の生徒と合同で実施する予定でしたが、感染症対策のため本校の生徒のみの講座となりました。次回は他校の生徒と合同での実施を目指しています。

   

地域のPBL学年発表会

1年生のSS探究Ⅰの時間に行っている「地域のPBL」は、11月の中間発表会以後、学年全体での発表会に向けて、各グループがポスターや発表内容の改善を行ってきました。1月13日に学年発表会を開催し、発表者はこれまでの成果をしっかりと発表することができました。ポスターセッションは学会などでも広く取り入れられているスタイルです。大学等へ進学した際の研究発表の雰囲気を体験する貴重な機会にもなったことと思います。
今後は2年生での課題研究に向けた準備に入りますが、「地域のPBL」の活動を通じて学んだ探究活動の手法を生かして、より高度な探究活動を行っていけることと考えています。1年生のみなさん、今後も頑張ってください。

   

エコノミクス甲子園三重大会で本校生徒が入賞しました

お金や金融、経済のことをよりよく知って、人生を豊かにしてくために身につけるべき知識を「金融知力」といいます。この「金融知力」を競うクイズ大会「全国高校生金融経済クイズ選手権」(通称「エコノミクス甲子園」)が年に1回開催されています。それぞれの都道府県で行われる大会で優勝した学校が2月に行われる全国大会に都道府県代表として出場します。
今年度の三重大会は、12月19日(日)にオンライン形式で行われ、本校2年生の生徒が3位に入賞しました。惜しくも優勝はできず、全国大会への出場はかないませんでしたが、県大会入賞は4年ぶり2回目の快挙です。
大会がオンライン形式で開催されたため、当日には表彰式が行われませんでした。そのため、1月11日(火)、三重大会の主催者である百五銀行の担当の方が来校され、該当生徒に表彰状と記念品を授与していただきました。来年度はさらに上位に入賞できるようこれからも頑張ってください。
 

日本学生科学賞で内閣総理大臣賞を受賞しました

日本学生科学賞は、1957年から毎年行われている中学生および高校生を対象とした日本最高峰の科学コンクールです。毎年9~10月に個人、もしくは共同で取り組んだ実験・研究・調査作品の募集があり、専門家による書類審査とプレゼンテーション審査を経て、優秀な作品が表彰されます。
12月24日(金)に今年度の最終審査の結果発表と表彰式が行われ、本校生徒が最高の賞である内閣総理大臣賞を受賞しました。さらに、来年5月には、高校生らが参加する世界最大の科学コンテスト「国際学生科学技術フェア」(ISEF)に日本代表として派遣されることが決まりました。次は世界を舞台にしての研究成果発表です。引き続き頑張ってください。
「国際学生科学技術フェア」(ISEF)に関する詳しいことは、下記のホームページをご参照ください(英語です)。
https://www.societyforscience.org/isef/

 

中谷財団成果発表会に参加しました

本校は中谷医工計測技術振興財団の補助を受け、地域の小中学校との連携やSSCを中心とした研究活動を通して、循環型の科学技術人材育成に取り組んでいます。その成果を発表する成果発表会が、12月26日(日)に東京工科大学蒲田キャンパスで行われ、本校からはSSC化学部門の生徒3名が、ヒペリシンに関する研究についてポスター発表を行いました。
発表会ではさまざまな参加者から質問をいただき、今後の研究のヒントを得ることができました。他にも特別講演などの行事が行われ、参加した生徒は充実した1日を過ごすことができました。

   

冬休み親子科学教室

12月25日(土)、伊勢市内の小学校5年生から6年生とその保護者40組を対象に、冬休み親子科学教室を開催しました。今年度の各部門のテーマは、物理が「吹きゴマで遊ぼう」、化学が「発泡入浴剤をつくろう」、生物が「指紋を観察しよう」でした。昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、募集人数を例年の半分としましたが、今年度は感染症対策をとりながら、例年と同じ40組に戻して実施しました。それにいたしましても、事前にたくさんのご応募をいただいたため、心苦しくも抽選で参加者を制限させていただきました。抽選にもれた方には、誠に申し訳ありませんでした。
SSC(スーパーサイエンスクラブ)の物理、化学、生物部門では、部員が2か月以上も前からテーマの決定などの準備を行ってきました。おかげで参加者のみなさんの反応は良好で、小学生のアンケートからは、「すごく楽しかった」「とても勉強になった」など、このイベントを通じて科学を楽しんでもらえたと思われます。企画から運営まで携わったSSC部員も、小学生とのふれあいを通じて、自分たちが実験の指導をすることに対して自信をもつことができたようでした。

    

国際科学オリンピック強化講座(化学)を開催しました

12月18日(土)、名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所特任准教授の佐藤綾人先生を講師にお迎えして、国際科学オリンピック強化講座(化学)を行いました。今年度のテーマは「科学捜査」で、ニンヒドリン反応、ルミノール反応、薄層クロマトグラフィーについての実験と講義を行いました。その後、アシスタントとして来校していただいた学生3名から、大学生活や研究についてのお話をしていただきました。
今年度は本校生徒のほかに、桑名高校、四日市高校、四日市南高校、高田高校、セントヨゼフ女子学園高校の生徒さんも参加し、総勢26名の生徒が熱心に実験に取り組み、知識と技能を向上させることができました。また、アシスタントの学生さんの中には、本校でSSHの取組を経験して名古屋大学に進学した同窓生もいて、参加した生徒は自分たちに身近な先輩のリアルな学生生活を聞くことで、卒業後の進路についてのイメージを膨らますことができました。
     

国際科学オリンピック強化講座(地学)を開催しました

12月11日(土)に、元筑波大学教授の久田健一郎先生を講師にお迎えして、国際科学オリンピック強化講座(地学)を開催しました。内容は地質学に関する講座と、岩石標本の観察等の実習でした。昨年度は新型コロナウイルス感染症の対策のため、オンライン会議システムを用いたリモート講義でしたが、今年度は2年ぶりに対面での講座が実現しました。本校生徒のほかに、桑名高校、四日市高校、高田高校の生徒も参加し、総勢27名の生徒が熱心に地質学について学び、地質学に関する知識と技能を向上させることができました。
三重県は中央構造線が通っているなど、興味深い場所がたくさんあります。今回の講座を機に、実際に現地を見てみるのも面白いかもしれませんね。
   

課題研究中間発表会

課題研究は本校のSSH事業のメインプログラムのひとつです。生徒は1年生の3学期にグループ分けとテーマ設定を行い、2年生のほぼ1年間で研究を行います。1学期の終わりに研究計画を発表する第1回中間発表会を行い、そこで受けたさまざまな指摘をもとに計画を修正し、夏休みから2学期にかけて研究を進めてきました。そして、12月9日にこれまでの成果をまとめた第2回中間発表会を開催しました。
発表会は感染症対策のため、いくつかの教室に分散し、各教室では2年生がこれまでの研究の成果を発表し、それに対して質疑応答を行いました。今年度は、すべての研究班がGoogleスライドで発表用のポスターを作成し、プロジェクターで映写しながら発表を行うという新しい方法での発表会でした。1年生も2年生と一緒に発表会に参加し、これから取り組む課題研究へのイメージをつかんでくれたと思います。
今後、2年生は3月に行われる成果発表会(最終発表会)に向けて、追加研究とポスターの修正など発表内容の改善に取り組みます。1年間かけた課題研究が充実したものになるよう今後も頑張ってください。