9月24日(木)、介護福祉系列3年生を対象に堀内建築の堀内寿哉さんに「住宅改修について」お話をいただきました。本校の卒業生である堀内さんは、国際観光専門学校を卒業後、様々な職業に就き、現在は住宅改修専門業者として活躍されています。ホテルトヨタキャッスルやホテルルートインでの接客経験、福祉用具を取り扱う有限会社クローバーでの経験、バンド活動時代のアルバイト経験など全てが現在の仕事に活かされているそうです。どのような職業にもおもてなしや喜びを与える「ホスピタリティ」という言葉はあてはまり、会社で自分を押し殺して働くのではなく、会社での規則を守りつつ、自分で考え、自分を大切に自分らしく仕事をしてほしいと自らの経験をもとに語ってくれました。


授業で習った手すりを実際に持ってきてもらって、素材によって手触りが全然違うことがよく分かりました。また、初めてみる手すりの部品など色々な組み合わせ方があることを知りました。様々な職業経験の一つひとつが現在の仕事の役に立っているとおっしゃっていて、その時は大変な思いをしたこともいずれは自分の成長につながるのだと思いました。手すりをつけるという作業でもその人の一日の生活を考え、一番使いやすい位置につけるなど、ちょっとした心遣いが素敵だなあと感じました。