元本校教諭の井土雄幸先生は、ハガキの裏面に花、野菜、風景などの絵を描き、近くに言葉を書き添える「絵手紙」の作品を数多く書かれ、大きなご功績を残されました。皆様方にも、ぜひ、先生の作品をご覧いただく、ここに「井土雄幸ギャラリー」を開設いたしました。先生の優しい筆遣いと含蓄ある言葉をどうぞお楽しみください。
井土雄幸先生について
昭和４８年度に上野農業高校（現在の伊賀白鳳高校）から本校に赴任され、造園土木科（現在は環境造園科）一筋、ご定年まで２８年間勤務されました。赴任された年に本校は学科改編により新たに造園土木科が新設され、その学科の若き指導者として、新学科の施設設備の充実、先進的な教育活動にご尽力され、環境造園科が現在に至る礎を築きあげられた功績は多大なものです。
先生の専門分野は「林業育林」であり、教科「造園管理」「測量」「造園材料」の授業を中心にご指導いただき、生徒に造園に対する深い魅力を与えていただきました。先生の教えを受けた卒業生は、農業・造園業の牽引車として、県内で広く活躍しています。校務においても農場長をはじめ、生徒指導部長、学年主任、総務主任を歴任され、本校の教育活動全てにわたりご尽力いただきました。
現在も本校の教育活動にご指導、ご助言をいただいています。また各地を訪ね絵画を描かれたり、絵手紙教室の講師を引き受けられるなど多忙な日々を過ごされています。
