生産系1年生と河原田小学校5年生が餅つきをして交流しました。

Back

11月30日 毎日新聞

 11月29日(金)1年生生産科学科と食品科学科の生徒80名が、河原田小学校5年生児童32名をお招きして、杵と臼による餅つき大会を開催しました。
 生徒と児童は、餅米の栽培を通して交流を続けてきました。農芸高校の実習水田で5月2日に田植えし、6月20日には観察会を開催して生育を見守ってきました。そして、9月6日に鎌で稲刈り作業を行い、寒くなるこの時期を待って餅つき大会を開催しました。
 小学生とは、これまで3回交流授業を行ってきたこともあってお互いに親しくなり、「よいしょ、よいしょ・・・」と声をかけあったり、小学生を上手にサポートして楽しくお餅つきができました。つき上がったお餅は、きな粉やあんをまぶしたり、農芸高校で収穫した野菜を使って雑煮にして試食してもらいました。また、一部の小学生には水耕温室で雑煮用コマツナの収穫体験をしてもらいました。
 杵と臼による餅つきの後は、3年生生産技術コースの生徒が石油発動機と練り出し餅つき機によるお餅つきをデモンストレーションして、小学生や生徒たちに見学してもらいました。
 子どもたちは、一連の交流を通して農業の素晴らしさを感じ取ってくれたと思います。子どもたちにとって、交流授業はこれが最後で、お餅を食べながら写真を撮ったりして名残を惜しんでいました。